仮面ライダー 74話 死の吸血魔 がんばれ!!ライダー少年隊

この回の被害者

1　看護婦

2　警備員

3　男児Ａ

4　男児Ｂ女児A~B

ポイント

・夜の病院で看護婦が襲われ吸血される

・看護婦は目の周りが青くなり、牙が生えて怪人シュラキュラスの意のままに操られる

・巡回していた警備員も同様にシュラキュラスと看護婦に吸血され操られる

・2人は子供の血を集める作戦に協力させられる

・子供たちは次々に吸血・洗脳され、他の子供に対し、ショッカーのために血を渡すことを要求する

・滝を襲う看護婦

○大人の吸血鬼化→子供の吸血作戦

最初に洗脳された看護婦が最後まで洗脳されており、作戦の中心を担わされている。

操られた一般人が使い捨てではなくここまで協力させられるのは珍しい。偶然襲われ洗脳された一般人が、今度は組織的な洗脳する側になる構図がポイント。看護婦の手際の良さによるものか、子供を集めて吸血する際、健康診断のように一列に子供が並べられ事務的に次から次へと洗脳されるのが良い

科学戦隊ダイナマン 14話 突撃チョロッポ兵

この回の被害者

1　ユタカ、タカオ、エミ、アイコ、サトシ

2　男児、女児10人程度

ポイント

・ゲンゴロウシンカの笛の音を聞いた子供たちは、額に模様が浮かびあがり操られる

 ・そのまま言われるがままバスに乗り込みアジトへ

 ・アジトで煙を浴び、煙が消えると全員が黒い全身タイツの制服に身を包まれ、目には　黒いメイクがされている

・チョロッポ兵と名付けられ、ダイナマンは敵だと教え込まれる

○戦隊シリーズの子供兵の話で1番の傑作

催眠術で連れ去られた後、再度洗脳。黒い全身タイツを着せられ黒いメイクをされる。敬礼や教育のシーンもあり、準レギュラーの子供や一般の子供もまとめて悪の手先となる。額の紋章もあり、細かい部分まで作りこまれている。

中でも、バスの中から顔を出した準レギュラーの5人について、一人ひとりゆっくりと顔が映し出されるシーンが良い。目全体を黒く囲まれ、目が吊り上がった典型的な悪メイクを施された顔をアップで映し出すことで、主人公たちの知る子供たちは完全に悪の手に落ちたことを見せつけるようである。

例によって男児も全員女性的なメイクをさせられているし、女児は普段のよりも目がくっきりとしていて洗脳時のほうが可愛く見える。

仮面ライダー 91話 ゲルショッカー恐怖学校へ入学せよ!!

この回の被害者

1　わかこ

2　少年ライダー隊丹沢地区のメンバー男児4人、女児4人

3　少年ゲルショッカー隊第一期生14名

ポイント

・冒頭、寝室に忍び込んだムカデタイガーがわかこに催眠術をかける

・洗脳されたわかこはうつろな目で「はい、喜んで入学します」と自ら入学を希望する

・ゲルショッカーの新組織として、少年ライダー隊が丸ごと少年ゲルショッカー隊に　　乗っ取られる

・仮面ライダーの目の前で少年ライダー隊の制服から少年ゲルショッカー隊の制服に変　化する様を見せつける

・「イーッ」というショッカーの奇声を上げながら仮面ライダーに襲い掛かる

・殺人学科の授業風景あり

・少年ゲルショッカー隊員の中でも制服とメイクの有無が子供によって異なる

・ショッカーへの忠誠を誓わされた後、ゲルパー薬を混ぜた(未遂)給食を食べさせられる

・人質として崖から飛び降りるよう命令される

○仮面ライダー1・2号のショッカースクール第3弾　過去2つに劣らず傑作

呪文により洗脳され、虚ろな目で宣誓するシーンから始まり、普段着からショッカーの全身タイツ制服に変わるシーン、主人公を攻撃するシーン、学校で授業を受けるシーンなど、さまざまな状況が描かれている。

少年ゲルショッカー隊の登場シーンで、服装は少年ライダー隊の制服で8人の子供が直立させられている。(顔にはすでにメイクがされている)　その後、怪人の掛け声でゲルショッカーの全身タイツの制服に変わる。仮面ライダーの目の前で子供たちが悪の手先に変貌させられてしまったことを見せつける描写で、滝の動揺と無表情の子供たちの対比が良い。

ムカデラス、カブトロングの時は黒い全身タイツと青いアイシャドウだったが、今回は青赤黄の派手な全身タイツと目と鼻には赤いメイク。

洗脳後に服装と顔面が大きく変わっても髪を結んでいた女児の髪型が変わっていない点、洗脳された後も給食時に無邪気に「いただきまーす」と声を出す点が、悪の手先となってしまった子供たちの中に残る幼さをのぞかせているようだった

科学戦隊ダイナマン 22話 いたずら大戦争！

この回の被害者

1　ユタカ、タカオ、エミ、アイコ、サトシ

2　男児、女児10人程度

ポイント

・紫色のガスを浴びた子供はネコシンカに操られ、大人たちに反抗しいたずらを仕掛けるようになる

 ・大人との戦争を目論見、学校に立てこもる

・ネコシンカの盾となって守ったり、「ネコシンカ様」と言って助けを求める

・普段通りしゃべったりできるため、完全に洗脳されている感じではないがネコシンカの意のままにいたずらを働く

○大人との対立をあおるタイプの洗脳

やんちゃな子供たちのやんちゃ度を強くしたような感じではあるが、それがかえって日常の中で洗脳された子供たちという姿を浮き彫りにする

  毒々しい色のガスを吸わされ同じ色のクマが浮かび上がる点が高評価

超新星フラッシュマン 23話 お願いドキドキ！

この回の被害者

1　男児、女児10人程度

ポイント

・獣戦士ネンジキのツノに願い事をした子供は、願いをかなえてもらう代償に心を奪われる

・心を奪われた子供たちは、目の下にネフェルと同じ印が浮かび上がる

・子供部隊として武器を持ち主人公たちを攻撃する

・赤と黒の全身タイツを着ており、目の下の印の色が濃くなる

・洗脳されクマのように目の下が黒くなっている子供もいる

・ネンジキのツノが破壊されると気を失う

○全身タイツの子供戦闘員回

騙されたり誘拐されて洗脳されるのではなく、自ら進んで願いをかなえてもらう代わりに洗脳されるというやや珍しい展開。

幹部ネフェルと同じ紋章が浮かび上がり、戦闘員と同じ格好をさせられるため、子供たちが悪の手先となったことを明確に認識できる

洗脳された子供たちも多く、洗脳前と後の場面が多く高ポイント

超力戦隊オーレンジャー 23話 最後の水着…

この回の被害者

1　レッド、グリーン、ブルー、ピンク

２　男児A

ポイント

・怪人のメタリックウェーブを浴びた服は金属となり、それを着ている人間は意のままに操られる

・操られた人間は顔に銀色の線が入り、全身タイツに銀のプロテクターのような格好になる

・全世界の人間の服を金属化し、手先にしようという作戦

○戦隊ヒーロー洗脳された4人vs1人の話

服を金属化して操るという後にも先にもないであろう作戦。男児が一人洗脳された以外は、被害者がオーレンジャー内にとどまった。ギャグ調の話だったが、イエロー以外の全員が洗脳され4vs1になったシチュエーションは良い。ピンクがビームを浴び洗脳された後、邪悪な笑みを浮かべながらゆっくりと歩く描写が一番の見どころ

電撃戦隊チェンジマン 8話 お嬢さんは吸血鬼

この回の被害者

1　女性A

2　京子

3　女性B

4　女性C~G

ポイント

・怪人ドキュラに噛まれた女性は、催眠電波を流されると吸血鬼になり、意のままに操られる

・吸血鬼化すると青白い肌になり牙と爪が生える

・吸血鬼化した人間が他の人間を噛むと、噛まれた女性も吸血鬼と化す

○一般人女性の複数人が吸血鬼化し洗脳される良作

怪人が直接噛みつかなくても伝染する。

女性Aが女性Bに噛みつくシーンが特に良い。悲鳴を上げて噛みつかれた次のシーンには、唸り声を上げながら青白い顔になった女性Bが画面に映し出される。濃い口紅の赤さはそのままで、肌の色だけが真っ青に変化している。

また、勝ち気でブルーを痴漢と決めつけるような少女が、吸血鬼になると従順になりドキュラに血を差し出そうとする変わり具合も良い。