仮面ライダー 65話 昆虫博士とショッカースクール

この回の被害者

1　さっちゃん

2　男児A~E　女児A

3　その他　男児F~I

ポイント

・カブトムシと仮面ライダーに会えると騙され、10人以上の子供が集められる

・白い泡を顔に吹き付けられて操られる

・洗脳後、怪人に挨拶することを命令される。「おはようございます、昆虫博士。イーッ!」

・背筋が伸びてぎこちない歩き方になり、操られていることが一目で分かる

・全員がかなり濃い青アイシャドウを塗られ、目の下には黒い線が引かれる。一度この姿で帰宅しているが、まわりの人間は気付いていない様子

・普段着で集合し、バスの中でショッカースクール制服の黒い全身タイツが配られる

・バスの中で着替え、卒業試験として人質を襲う

・初回の11人が冒頭であっけなく操られた以外は被害者なし

○ショッカースクールのテーマの話でかなりの良作

洗脳は最後まで解けず、「イーッ」というショッカーの声も随所で発している。

正常な姿と洗脳後の姿とのコントラストが出てくることで、洗脳後の異様さが際立っている。「子供らしい普段の服と、全身タイツ制服のコントラスト」「偵察役として忍び込んだノーメイクの五郎の顔と、洗脳済みの子供たちのメイクをされた顔のコントラスト」

操られた子供たちが全身タイツなどを着せられる展開の話はいくつかあるが、制服が配られる描写のある話は他にない。ショッカーが洗脳した子供たちに配慮し着替える場所を用意するとも思えないので、洗脳された子供には男児も女児もいたが、そのままあのバスの中で着替えさせられたようである。